20001.03.11(日) 術後5日目

入院10日目。 てんき晴れ
ドレーンは昨日の朝から25CC.中で成分が固まってしまってその先に液が行ってなかったようなので、バリバリとつぶしてしまった。
朝食後、ガーゼ交換。今日はD先生もE先生もお休み。昨日の男性の先生がガーゼを変えてくれた。抜糸は半分だけ済んでいるそう。のこり7つだそうだ。
昨日同室の人たちはおばあちゃんの騒ぎでほとんど寝ていないので、みんな朝寝。看護婦さんがきて、「あらぁ、みんな熟睡しちゃって」とそのままそっと出て行ってしまった。
体拭きのあと、どうしてもガマンできなかったので洗髪を看護婦さんにお願いする。昼ご飯のあと洗ってもらった。ものすごくすっきりした。終わって出てきたら、MLで知り合った4人がお見舞いに来てくれた。ものすごく大きくてきれいなお花を持って。バラの香りがすごく気持ちいい。
同じ病気だから、言葉の1つ1つがすごくうれしい。ずーっと爆笑しっぱなしで、おなかの皮がよじれそうで。「笑い」はナチュラルキラー細胞をいっぱい作る。だから大きい病気をしたときほど笑って過ごせば、治りが早くなるんだそうだと、雑誌に書いてあった。この1時間あまりで、昨日のいじけてた分をカバーするぐらいの細胞ができたかしら。楽しい時間を本当にありがとう。
その後、別の友人も来てくれた。夕食の時間までずーっとおしゃべりをして過ごした。こうやって友人が尋ねてくれると、とてもうれしい。入院生活は単調だし、手術や治療は苦しかったり痛かったりすることもある。病棟の中は案外うるさくてストレスもたまるもの。こういう大きな病院はお年寄りも多く、同室の人たちはみんな良い人ばっかりなんだけど、大部屋の中では「パシリ」のような立場になってしまって気を使うことも多いから、友人との楽しい時間はとても貴重なものに思える。
夕食後、夫が到着。今日は四駆でどこぞの山に遊びに行っていたらしい。少しお疲れモードみたい。今日はたくさんお客様が来てくれたからいいもん。寂しくないもん。待ってなかったもん。
私が入院してるから、土日は全部つぶさせるのもかわいそう。平日も毎日来てくれるから、帰るのも遅くなるし、外食ばっかりになって心配。でも、やっぱりいっしょにいて欲しい。寂しい。
昨日の大騒ぎのおばあちゃんは、結局夜だけ別の部屋に移されてしまった。おかげで同室のみんなはぐっすり熟睡。病院に来といて睡眠不足になってしまっては治療にならないもの。手術前の人だっているし。看護婦さんは大変だったかもしれないけど。

乳がんトップページ 受診・検査 告知  Link  MIHO'sPageトップ   

ndex.htm">MIHO'sPageトップ