| 20001.03.20(祝) 術後14日目 | ||
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てんき：はれ。待ちに待った退院の日だ！同室の人たちが｢あなたがいなくなっちゃったらどうしたらいいの？？？｣と嘆いてくれる(苦笑)。 朝食後、荷物をどんどんまとめる。かさばるタオルとかパジャマは昨日のうちに持って帰っていてもらったが、けっこうある。本や雑誌も重いなぁ。 重いものは左で持っても、右側がつれる。人間皮1枚でつながってることを実感。こんなので家事をできるかどうかかなり不安。 そうこうしているうちに付け替え回診でE先生が来られる。カットバンの｢ジャンボ｣というのに張り替えてもらい、｢濡らさなければお風呂もOKですよ」ということ。「また外来でね」。はい。先生、ありがとうございました。 |
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11時ごろといっていた夫は、9時半には病院に来てくれた。入院するときに着てきたタートルネックのセーターは１．手があがらないから着れない。２．まだブラジャーもダメで胸帯だから胸は片方ぺったんこのまんまではセーターはあまりにもサマにならない という理由で、前開きのシャツを持ってきてもらった。 30分後には退院準備完了。ほかの部屋の人にも挨拶を済ませ、「また来てね」という同室の人たちの暖かい言葉に送られて、病室を出た。 ナースステーションの前で、看護婦さんたちに挨拶。担当の看護婦さんが「リマンマ*」の新しいカタログが出たからと手渡してくれる。手術が終わってからはつらくてあんまり見てなかったけど、こういうのが必需品になるかな。 ＊リマンマとは、ワコールが作ってる乳房切除を受けた人のための専用の下着のブランド。ブラジャーは前のくりが浅く、(深いと傷にカットの部分があたることがある）、手術した側の胸のカップに専用のパッドを入れられるように工夫されている。値段は・・・普通の下着からしたらちょっとだけ高いかも。デパートなどでの取り扱いはなく、専用のショールーム(全国5箇所)もしくは専用の通信販売のみでの取り扱い。 |
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重い荷物はすべて夫が持ってくれていて、一番軽い荷物を1つだけ持っていたけど、早くも病院玄関で眩暈がしてダウン。駐車場から玄関まで車を回してもらう間、荷物の番をする。日の光がまぶしい。ああ、病院の外の空気。シャバだぁ！！！ 車に乗り込むときにまた騒動。シートベルト！！！左ハンドルの車の助手席。シートベルトはそのままでは胸の傷にもろにかかり、できない。（のちほどどちらに乗っても大差はないことが判明)。幸い、フリースのジャンバーを持っていたので、それを折りたたみ、胸の上に置く。これでシートベルトをかけることができた。 そうして、入院中、あれだけ手のひらと足に汗をかいて、いつもぺたぺただったのに、車に乗ったとたん、汗がひいて乾いた手のひらになった。夫いわく｢入院って、それだけストレスがかかるものだったかな？｣。そうかな。不思議。 というわけで、何とか退院。 余談。この日はこれからがとってもDEEPな1日だった。読みたい方はこちらをどうぞ。ただし、いきなり1000万円の買い物をしたくなっても、当方としては責任をもてません。 |
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| 3月19日へ | ||