Travel America 2000


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4月29日 Bryce N.P
朝、6時におきて、眠い目をこすりながら、サンライズポイントへ。さすがに朝の6時は料金ゲートには誰もいなくて、フリーパス状態です。
寒い!!気温がマイナスです。そういえばここは標高3000メートル近い場所。朝日が昇る瞬間、尖塔群が金色に光ってすごく素敵でした。ちょっとだけトレイルにも下りてみました。岩の塔の中に入っていくと、まったく違う景色が広がります。何枚写真を撮っても撮り足りない。すでにこの1時間ほどで36枚フィルム1本終了、デジタルカメラのメモリーは48メガをフルにしてしまいました。ホテルに戻って、朝食。みんなビッフェを頼んでいるのですが、注文の仕方がわからず、ホットケーキセットを頼んでみました。ホットケーキはとてもおいしかった。コーヒーはテイクアウトを頼むと、席に紙のコップを持ってきてついでくれます。追加料金無し!

 

部屋に戻ると、もう掃除がすんでいます!1時間ほど眠って、公園の一番奥にあるRainbow Pointへ。道はFlatと呼ばれる台地のような部分につけられていて、まるで高原ドライブのようですが、時々左右に尖塔群の谷が出現して不思議な景色です。
車用道路の終点がRainbow Pointです。風が強い!まだ足元には雪!が残っています。高度は3000メートル。少し動くと息がすぐに切れます。
少し下ると、Natural Bridgeへ。ぽっかり穴があいている岩の向こうは、断崖絶壁です。それぞれの場所で、岩の頭の形が少しずつ違っているのが面白いです。
Inspiration Point → Bryce Point とそれぞれ見所にはきちんと展望所があります。どこも風が強い。ここは風と水で浸食された峡谷なのです。Bryce Pointは神殿のようにも見える崖と、その前に広がる一面の尖塔群が圧巻でした。しかし、それよりも強烈だったのが、命がけで写真を撮るおじさん!日本人かな?という東洋系のその方は、柵を乗り越え、足元は断崖絶壁の張り出した岩の上に三脚を構え、まっすぐに歩けないほど風の強い中で写真を撮っていました。見てるほうが怖かった!!!
お昼はサンライズポイントにあるジェネラルストアのテラスでチリビーンズのスープとピザ。チリビーンズがとってもおいしかった。公園の中にショップがあるのも日本で考えたら不思議でしょうが、National Parkの中にはれっきとしたホテルもあるし、キャンプサイトも多いです。このジェネラルストアの裏にもシャワー施設があって、安い値段で利用することが出来るようになっています。

再びホテルにもどって、夕方の寒さに備えて防寒着を用意。サンライズポイントからクイーンズガーデンへ下りました。ブライスのトレイルは「行きが下り、帰りが登り」。天気がよくて、日も長くなってきたので岩の陰がくっきり。岩の形もいろいろ、地層に添って色が白からオレンジに変化するさま、神殿のようにも見える岩の連なり、倒木から顔を出すリスのかわいらしさ、岩の色と吸い込まれそうな群青の空との対比。本当に素敵でした。
夕日が後ろから射して、坂道にとても足長の影ができました。面白かったので一枚ぱちり。
トレイルからあがって、夕日を撮りにサンセットポイントへ。ちょっと遅かったかな。影が長すぎて谷が暗くなってしまいました。夕日を追いかけてさらに西に行きましたが、ブライスポイントではすでに日が暮れてしまいました。
夕食は、Rubbys Innのファーストフードレストランにてハンバーガー。近くの席の日本人の初老の夫婦。チキンを頼んであまりの多さにびっくりしてありました。10センチ四方はあるかというフライドチキンが1人前3ピース×2皿!去年、Bridge Portのレストランの「スペシャルディナーの悪夢」(いつか書きます)を思い出してしまいます。
洗濯物がたまってきたのでコインランドリーで洗濯。洗濯が1ドル25.乾燥が75セント。アメリカでコインランドリーに行くときには、25セント硬貨が必須です。
洗濯の途中、暇つぶしに土産物屋へ。物欲の嵐です。かわいらしい小物、ネィティブアメリカンの民芸品、アウトドア用品、写真集、CD-ROM、etc。結局何も買えずに帰ってきました。
団体ツアーの日本人、たくさんいらっしゃってました。バスで来られてるようでした。

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